【今日の1枚】アンノーンから考える禁止制限
今日の1枚はこちら。 一部で話題になっていたDAMAGEアンノーンです。
自分のベンチポケに乗っているダメカンの合計が66個以上になると特殊勝利を宣言出来るカードです。
先日エクストラレギュレーションにおいて、上記のDAMAGEアンノーンが禁止カードとなりました。
このアンノーンは超爆インパクトにて登場し、発売当時から様々なコンボが考案され、なにかと話題に上がるカードでした。
今回エクストラレギュで禁止カード入りした背景には、とある強力なコンボが存在します。
↓そのコンボがこちら。
〜準備段階〜
①アンノーンをバトル場に立てる。
②マグマ団の秘密基地を出す。
③ベンチにランクルス、クレッフィ、マニューラ、その他タッグチーム等の高HPポケモン2匹出せる環境を用意する。
ここまで用意できれば、手順を繰り返すだけで勝利です。
〜手順〜
①ランクルスのダメージスワップでクレッフィ以外のベンチポケモンにダメカンを乗せ変えて貯めていく。
②クレッフィを特性ワンダーロックでポケモンの道具として、自分の場のポケモンに付ける。
④クレッフィを再度ベンチに出して、マグマ団の秘密基地の効果で2個ダメカンを乗せる。
以下①〜④を繰り返し、ベンチにダメカンが66個になったら勝利です。
(ベンチポケ2匹の合計HP次第ではアンノーンにダメカンを蓄積して最後にクレッフィへと移す必要が出てきます。)
進化ポケが必要なためエクストラレギュだと最低2ターンは必要ですが、
決まれば強力(というか凶悪)なワンショットキルコンボです。
(1ターンキルというワードは誤解を招きやすいので避けておきます笑)
初めてこれを見かけた時はよくこんなコンボ思いつくなぁと感動しました。
このように新旧組み合わせて強いデッキを目指すのは、
エクストラ、殿堂のようにカードプールが多いレギュレーションの魅力の一つですね。
限られたカード達の中で組むスタンダードとはまた違った面白さがあります。
そう言えばこのコンボ、殿堂レギュだと特に制限されてない…ですよね?
しかもこちらでは破れた時空(3ポイント)
もあるので、理論上先行1ターン目でもこれ出来ますね。
アンノーンはその効果のユニークさから、歴代色々お騒がせポケポジションです。
過去にもRETIREという特性を持つアンノーンが、ハーフデッキを中心にデッキ圧縮カードとして無双し、一時期公式大会で使えなくなった時代がありました。
(特性の内容自体はおきてがみと同じです。)
その後殿堂Pが付いたり解除されたりで、現在は殿堂P1となっております。
おきてがみは制限されていないので、現在はおきてがみRETIRE(1ポイント)合わせて8枚入れられます。
実は超爆インパクト収録の〔HAND〕という特性を持つアンノーンにも、
ワンキルコンボが存在します。
そのうちHANDも禁止カード認定されるのでは?と囁かれていますが、
どうなることやら。
今後もアンノーン界隈から目が離せません☆